9月7日(月)2コマ目
今日、やったこと
- TCPスライディングウィンドウのテスト
- DNS
今日のテスト
受信応答の確認応答番号、ウィンドウサイズから送信側のスライディングウィンドウの状態を推測し、送信可能なデータを解答する問題でした。
解答例をあげておきます。
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| 図 TCPスライディングウィンドウ確認テスト 解答例1 |
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| 図 TCPスライディングウィンドウ確認テスト 解答例2 |
今日のホワイトボード
DNSは
プロトコル階層では4階(アプリケーション層)に属し、UDPを利用する。
UDPを使うということは、人が直接やり取りするデータではない。
そんなDNSは
ホスト名(コンピュータ名)をIPアドレスに変換する
のが仕事。
このホスト名=>IPアドレスの変換を名前解決と呼ぶ。
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| 図 DNSとは |
ホームページを見るには
ホームページを公開しているWebサーバーにアクセスする必要がある。
Webサーバーには当然IPアドレスが設定されているが、一般的にIPアドレスでアクセスすることはなく、グーグルならwww.google.co.jpでアクセスする。
この「www.google.co.jp」をIPアドレスに変換するのがDNSの仕事。
DNSがwww.google.co.jpをIPアドレスに変換し(名前解決)、そのIPアドレスをIPヘッダの宛先IPアドレスに書き込んで送信する。
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| 図 宛先IPアドレスにはDNSが名前解決したIPアドレスを書き込む |
DNSにはドメインがあり、ドメインは階層構造
ホームページを見る際に指定するwww.google.co.jp(グーグルのHP)もwww.pref.yamanashi.jp(山梨県のHP)もWebサーバーのあるドメインをルートドメインから順にドメイン階層を辿った結果。
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| 図 ドメインの階層構造 |
なお、各ドメインには自ドメインおよび直下のドメインの情報を知っているDNSサーバーがある。
DNSサーバーに問い合わせ
windowsのnslookupコマンドを使えば、DNSサーバーに問い合わせをすることができる。
学内のDNSサーバーにwww.pref.yamanashi.jpの問い合わせをすると、ルートドメインのDNSサーバーから順に各ドメインのDNSサーバーに問い合わせを行い、最終的にwww.pref.yamanashi.jpのIPアドレスを取得する。
なお、学内のDNSサーバーはルートドメインのDNSサーバーしか知らないため、ルートドメインから順に問い合わせを行う。
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| 図 ルートドメインのDNSサーバーから順に問い合わせを行う |
nslookupでwww.pref.yamanashi.jpの名前解決を学内のDNSサーバーに問い合わせを行うと以下の順で処理される。
①nslookupで学内DNSサーバーへ問い合わせ
www.pref.yamanashi.jpの名前解決を学内DNSサーバーに依頼。
②(学内DNSサーバーは)ルートドメインのDNSサーバーに問い合わせ
まず、ルートドメインのDNSサーバーにwww.pref.yamanashi.jpの問い合わせを行う。
ルートドメインがわかるのは直下のjpドメインの情報のみ。
よって、ルートドメインのDNSサーバーはjpドメインのDNSサーバーのIPアドレスを教えてくれる。
③(学内DNSサーバーは)jpドメインのDNSサーバーに問い合わせ
jpドメインのDNSサーバーにwww.pref.yamanashi.jpを問い合わせる。
jpドメインのDNSサーバーがわかるのは直下のyamanashiドメインの情報のみ。
よって、jpドメインのDNSサーバーはyamanashiドメインのDNSサーバーのIPアドレスを教えてくれる。
④(学内DNSサーバーは)yamanashiドメインのDNSサーバーに問い合わせ
yamanashiドメインのDNSサーバーにwww.pref.yamanashi.jpを問い合わせる。
yamanashiドメインのDNSサーバーがわかるのは直下のprefドメインの情報のみ。
よって、yamanashiドメインのDNSサーバーはprefドメインのDNSサーバーのIPアドレスを教えてくれる。
⑤(学内DNSサーバーは)prefドメインのDNSサーバーに問い合わせ
prefドメインのDNSサーバーにwww.pref.yamanashi.jpを問い合わせる。
問い合わせはprefドメイン内のwwwという名前のサーバー。
prefドメインのDNSサーバーは自ドメインの問い合わせなのでIPアドレスを解答することができる。
よって、prefドメインのDNSサーバーがホスト名wwwのIPアドレスを教えてくれる。
これでようやく学内DNSサーバーはwww.pref.yamanashi.jpのIPアドレスを解答することができる。
一見、効率が悪いように見えますが、
- 情報を1か所に集約すると、問い合わせが殺到してパンクする
- ドメインが増え続けてもルートから辿ることで対象ドメインに必ずたどり着くことができる
からインターネットにあった仕組みだと言えます。






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