9月23日(水)1コマ目

今日、やったこと

  • OSI基本参照モデル
  • ネットワーク接続機器
  • ファイアウォール


今日のホワイトボード

OSI基本参照モデル

授業で扱ったTCP/IPのプロトコル階層とは別に、世の中には「OSI基本参照モデル」と呼ばれるネットワークプロトコル階層がある。

が、実際これが使われることはなく、ネットワーク接続機器の機能分類によく使われる。

とりあえず、第1層から第4層まではおさえてください。

階層名 説明
第1層 物理層 通信に利用する回線(電線、光ファイバーなど)や電気信号といった物理的なレベルの取り決め。
第2層 データリンク層 授業で扱ったイーサネットと同じと思ってもらえば。宛先へフレームを届けるための取り決め。
第3層 ネットワーク層 授業で扱ったIPと同じと思ってもらえば。経路決定に関する取り決め。
第4層 トランスポート層 授業で扱ったTCPと同じと思ってもらえば。通信の信頼性確保ための取り決め。
図 TCP/IPとOSI基本参照モデル


ネットワーク接続機器

ネットワーク同士をつなぎ合わせる機械。

どんな機能を持っているかをOSI基本参照モデルのどの層までの機能をもっているかで分類するケースが多い。

図 OSI基本参照モデルでの分類


[ネットワーク接続機器]ハブ・リピーター

OSI基本参照モデルの物理層(第1層)の機能を持つ。

ハブ・リピーターから見れば、ポートから入力されるのは電気信号。

その電気信号を増幅・整形して他ポートへ出力

図 ハブ・リピーター


[ネットワーク接続機器]スイッチ・ブリッジ

OSI基本参照モデルのデータリンク層(第2層)までの機能を持つ。

スイッチ・ブリッジから見れば、ポートから入力されるのはイーサネットのフレーム。

イーサネットヘッダを処理をすることができる。

入力されたイーサネットフレームに対して以下の処理を行う。

①各ポートに接続されている機器のMACアドレス学習

受信フレームの送信元MACアドレスからポートに接続されている機器のMACアドレスがわかる。このポートとMACアドレスの組み合わせを学習していく。

②送出ポートの仕分け

受信フレームの宛先MACアドレスと①の学習データから、どのポートに出力するかを判断し、出力。よって、不要なポートへはフレーム送出を行わない。

これらの処理をするために、受信フレームはメモリ上で処理を行う。よって、スイッチを利用するとパケットの衝突は理屈的には起きない。

図 スイッチ・ブリッジ


[ネットワーク接続機器]ルーター・L3スイッチ

OSI基本参照モデルのネットワーク層(第3層)までの機能を持つ。

ルーター・L3スイッチから見れば、ポートから入力されるのはIPパケット。

IPヘッダを処理をすることができる。=>ルーティングができる。

図 ルーター・L3スイッチ


[ネットワーク接続機器]ゲートウェイ

OSI基本参照モデルのアプリケーション層(第7層)までの機能を持つ。

一例としてプロキシサーバーがある。

図 プロキシサーバー


ファイアウォール

やっていることは入力・出力パケットを決められたルールに従ってフィルタリングする。

図 ファイアウォール

ファイアウォールとゾーン

ファイアウォールが守るネットワークは下表のように3つのゾーンに分類される。
ゾーン名説明
LAN

Local Area Networkの略。

会社や学校の中のクライアントPCがあるゾーン。

インターネットアクセスはできるが、逆にインターネットから直接アクセスはF/Wでカット。

WAN

Wide Area Networkの略。

インターネット。

F/WはWANからの攻撃を防ぐことが仕事。

DMZ

Demilitarized Zoneの略。非武装領域。

会社や学校がインターネット向けサービスを公開するためのWebサーバー、メールサーバーがあるゾーン。

インターネットへアクセスはできる。インターネットからのアクセスはF/Wで公開サービスだけ許可する。

F/Wでは各ゾーン間の転送を下表のようにするのが一般的。

=>LAN=>DMZ=>WAN
LAN =>
DMZ =>一部OK
WAN =>×一部OK

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